シンガポール保健省(MOH)は2020年6月15日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者214人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例0件、国内コミュニティ感染症例3件(ワークパーミット3人)、外国人労働者寮居住者211件。ワークパーミットの3人に症状はないという。
MOHは、新たに確認された症例の99%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
既に30,366人が完全に回復し病院から退院した。入院中の243人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち2人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1万183人は地域の隔離施設にいる。
また、6月13日に生徒1人がCOVID-19の検査で陽性を示したことを受け、当該生徒と接点があった12人の職員のテストの結果は全員陰性だったという。