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シンガポール保健省、6月18日(木)23時59分からフェーズ2に移行と発表

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シンガポール保健省(MOH)などで構成するCOVID-19複数省タスクフォースは2020年6月15日、サーキットブレーカー終了後の活動再開フェーズ1の状況について、「職場活動の増加にもかかわらず、コミュニティでの感染率は安定している。外国人労働者寮での確認率も低下しており、新たに大きなクラスターは現れていない」と評価し、6月18日(木)23時59分からフェーズ2に移行すると発表した。

フェーズ2でも、個人間または5人以下のグループ間に1mの距離を置く必要がある。最大5人までの小グループの懇親会を再開でき、各世帯でも一度に最大5人の訪問者を受け入れることができる。

6月18日23時59分以降、小売企業は店舗を再開できる。飲食業も再開できる。ただ、飲食店は音楽の生演奏、テレビ、ビデオの上映はできない。また、ショッピングモールや大型の独立型小売店など、人の往来が多い施設、大規模な公共施設は収容人数が制限される。

歌唱または音声トレーニングクラスを除き、各種レッスンも再開できる。

ビーチ、スタジアム、スイミングプール、ジム、フィットネススタジオ、多目的ルームなど、コンドミニアムに付属するものも含めて、スポーツ施設、公園、その他公共施設も再開する。

学校は、6月29日(月)から全生徒が毎日、登校するようになる。教育省(MOE)が今週後半に詳細を発表する。

また、フェーズ2開始までの数日間に、各セクターごとに関連機関がガイダンスを発表するという。

一方、宗教施設での集まり、図書館や美術館などの大規模な文化施設、カンファレンス、展示会、コンサート、見本市などの大規模イベント、また、バー、ナイトクラブ、カラオケアウトレット、映画館、劇場、屋内外アトラクションなどの娯楽施設は再開できない。

複数省庁タスクフォースは、「状況を注意深く監視し続け、フェーズ3の新しい通常状態に達するまで、規制を緩和し続けることを目指している」と説明した。

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