シンガポール警察部(SPF)は2020年6月8日、ソーシャルメディアに宗教的感情を傷つけるコメントを投稿したとしてシンガポール永住権(PR)を持つ中国人の19歳の男を逮捕した。9日発表した。
警察部には、2020年6月7・8日の間に、暴力を扇動する可能性あるコメントを投稿したInstagramユーザーに関する多くの報告が寄せられたという。投稿には、宗教的感情を傷つける可能性のある悪意あるコメントも含まれていたという。
ジュロン警察署が男の身元を割り出し、逮捕した。パソコン、携帯電話を押収した。
暴力を扇動する文書を作成したことにより有罪が確定すると5年以下の懲役または罰金、またはその両方が科される。
また、意図的に宗教的または人種的感情を傷つけるコメントを投稿したことにより有罪が確定すると3年以下の懲役または罰金、またはその両方が科される。
警察部は、「シンガポールの人種的および宗教的調和を脅かすいかなる行為も容認しない。悪意や敵意を引き起こす可能性のある発言をした人には、迅速かつ厳しく対処する」と警告している。