求人検索エンジン「Indeed (インディード)」を運営するIndeedは、2020年1月1日から5月5日にかけてシンガポールなどで「在宅勤務」に関連した仕事探し及び求人数の推移を調査した。
シンガポールにおける「在宅勤務」「リモートワーク」「テレワーク」に関連した仕事の検索割合は、3月中旬頃から増加しはじめ、4月初旬に急上昇していたことが分かった。
また、「在宅勤務」に関連した求人の割合も、4月に入ってから大きく増加し、その傾向が5月に入ってからも続いている。
シンガポール政府は、地域社会での感染拡大を抑止する目的で、段階的に外出規制を強化してきたが、4月初旬にサーキットブレーカーを導入し、大半のオフィスが閉鎖されたことが影響しているといえそうだ。
Indeed担当者は、「シンガポールにおいては3月末から4月頭にかけて、求人情報を掲載する際に、リモートワークについて『Temporarily due to COVID-19』という選択肢を設け、"コロナ影響により一時的に在宅勤務可能な求人"として掲載できる機能を設けており、4月以降の伸びはこの機能の影響も考えられる」と指摘した。