シンガポール保健省(MOH)は2020年2月1日、新たに2人の武漢コロナウイルス(2019-nCoV)感染者を確認したと発表した。計18人となったが、いずれも武漢からの到着者で、今のところ国内での広がりはない。
17人目は、武漢を旅行した47歳のシンガポール人女性。30日に武漢から退避したシンガポール人の1人で、同日シンガポールに到着した。女性はフライトに搭乗時は無症状だったが、チャンギ空港到着時の検診中に発熱が判明し、国立感染症センター(NCID)に運ばれた。翌31日に武漢コロナウイルス感染が確認された。女性は現在、NCIDの隔離室に収容されている。
18人目は、22日に武漢からシンガポールに到着した31歳の中国人女性。検査の結果、2月1日午後2時頃に感染が確認された。女性は現在、NCIDの隔離室に収容されている。
2人とも状態は安定しているという。