吉田達磨監督率いるサッカー・シンガポール代表チーム(Lions)は2019年10月15日午後7時45分からナショナルスタジアムで、W杯アジア2次予選D組第4戦ウズベキスタンと対戦し、1-3で敗れた。10日のサウジアラビア戦に続く連敗となった。4試合を終えて1勝2敗1分となり、グループ内の順位は4位に下がった。(試合終了時点)
前半15分、Lionsは攻め込んできたウズベキスタン選手に対するファウルを取られ、フリーキックから先制ゴールを決められた。
その後も押された展開だったが、ゴールキーパーのイズワン・マハブド選手が好セーブを連発するなど、追加点を与えずに我慢を続けた。
前半終了間際、ウズベキスタン選手がペナルティエリア内でハンドをしたと思わせるシーンがあり、スタジアムはブーイングに包まれた。これを機に攻守が入れ替わり、ロスタイムにイクサン・ファンディ選手がヘディングでゴールを決め、同点に追いついた。前半は1-1で折り返した。
しかし、後半6分に失点し、突き放された。失点後も絶体絶命の場面があったが、相手のミスもあり追加点を与えず、1点を追いかける時間が続いた。しかし、Lionsにもチャンスはあったがゴールを決めることができず、ロスタイムに入りとどめの1点を奪われ、勝ち点を得ることはできなかった。
試合後の記者会見で吉田監督は「選手たちはよく戦ったが十分ではなかった。前半立ち上がりは、ウズベキスタンのプレッシャーが強く、自分たちのプレーができないうちに失点した。試合開始から終了までしっかり戦えるようにならなければならない。隙見せたらやられるということを学ばなければならない。3点目は不要な失点であり、止まってしまった自分たちを許してはいけない。10日のサウジアラビア戦は試合中に勝てる可能性を感じなかった。(連敗ではあるが)Lionsは成長している」と語った。
Lionsは11月19日、アウェーでイエメンと第5戦を戦う。