江藤拓農林水産相は2019年9月20日、豚コレラに対する今後の対応について臨時記者会見を行い、「ワクチン接種を可能とする環境を整える」と述べた。
記者から「これまでワクチン接種すると非清浄国とみなされ、輸出が難しくなると言われてきた。影響は大きいか」と問われたの対して、江藤農水相は「金額ベースでは少ないとはいえ、海外市場を開拓してきた方々の努力は無視できない。主な輸出国はシンガポールなどだ。すぐに副大臣、政務官を派遣して、(ワクチンを接種したエリア外の豚肉について)引き続き、輸入していただけるような二国間の合意が得られないか交渉をしたい」と答えた。