吉田達磨監督率いるサッカー・シンガポール代表チーム(Lions)は2019年9月10日午後7時45分からジャランベサールスタジアムで、W杯アジア2次予選D組第2戦パレスチナと対戦し、2-1で勝利した。勝ち点3を得て、D組首位に立った(試合終了時点)。
スタジアムは、シンガポールサポーターの大声援に包まれた。Lionsは前半3分、シャーキール・ハムザ選手がシュートを決め先制。同13分に追いつかれ、しばらく押され気味だったが、同39分にサフワン・バハルディン選手がゴールを決め、突き放した。
後半は、両チーム選手がエキサイトする場面が目立つ展開。Lionsにも数回ピンチはあったが、凌ぎきり、吉田監督はW杯予選初勝利を上げた。
試合後の記者会見で吉田監督は「フォーメーションは変更した。コンセプトは変わらない。声援を受け、とても良いムードで試合ができた。選手たちのモチベーションは高かった」と笑顔を見せた。
また、10月に予定される強敵サウジアラビア、ウズべキスタンとの試合について「相手は関係なく、自分たちにできること、ベストを尽くすことだ。チームはもっと改善できる」と語った。