JR東日本シンガポール事務所は2019年8月26日(月)、タンジョン・パガーにコワーキングスペース「One & Co」をオープンする。“Platform for Innovative Businesses” をコンセプトに、ローカルパートナー(シンガポール政府機関、コーポレート、スタートアップ等)と連携したイノベーションプログラムを定期・不定期に開催し、またスタートアップ企業と大手企業のマッチング機会や利用者間のコミュニティ形成を促すビジネス・イノベーションを創発する出会いの場を提供することで、日本企業の海外進出やシンガポールをはじめとするアジア企業の日本進出を支援する。
オープンに先立つ23日、オープニングイベントとして、Singapore Mobility Challengeファイナリスト3組によるプレゼンなど、シンガポールの最新イノベーションを体感する1回目のネットワーキングイベント「OneTalk #01/OPEN INNOVATION」が開かれた。
挨拶に立ったJR東日本の表輝幸執行役員(事業創造本部副本部長)は、2016年12月オープンした「JAPAN RAIL CAFE」以来のシンガポールでの取り組みを振り返ったうえで、「One & Co」について「イノベーションハブ化を進めるシンガポール政府、教育機関と連携し、挑戦する日系企業と一緒になって交流を生むとともに、シンガポール企業の日本進出も支援していく」と狙いを説明し、「山手線30番目の駅としてまもなく開業する高輪ゲートウェイ駅とも連携していく。日本とシンガポールを繋ぐプラットフォームとして活用してほしい」と呼び掛けた。
8月27日(火)の大阪市北区でシンガポール・ASEANへの進出を目指すスタートアップ・企業を対象とする大阪イノベーションハブ(OIH)とのタイアップイベントなど、さまざまなネットワークイベントが予定されている。