NTTデータグループのNTTリミテッド・ジャパン(本社:東京都千代田区)、住友商事、JA三井リースの3社は、日本とマレーシア、シンガポールを繋ぐ大規模海底通信ケーブル“I-AM Cable”を建設・運営するIntra-Asia Marine Networks(本社:東京都千代田区、I-AM NW社)を設立する。2026年1月13日発表した。
I-AM NW社は、アジア各国・地域のデジタル経済の発展を支える基盤となる日本、マレーシア、シンガポールを繋ぎ、韓国、フィリピン、台湾などへの接続を可能とする新アジアケーブル“I-AM Cable”の建設を開始する。最新のSDM(Space Division Multiplexing)技術を採用し、1本あたり最大16ファイバーペア(32芯)を収容可能とする。総設計容量は約320テラビット毎秒(Tbps)を想定する。総事業費は1,500億円規模を見込む。

“I-AM Cable”は千葉県、三重県に福岡県を加えた3県に陸揚げをする。日本の陸揚局3拠点からマレーシア、シンガポールへの通信ルートを確保することで、日本近海での自然災害に対して高い対障害性を維持するとともに、波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch, WSS)機能を用いて各ルートの通信波長帯域を遠隔から変更することで、顧客のビジネスニーズや通信トラフィックの需要の変化に柔軟に対応する。
I-AM NW社は今後、“I-AM Cable”の計画から通信回線の販売までを一貫して展開していく。
◇I-AM Cable(Intra-Asia Marie Cable)
【 会社名称 】Intra-Asia Marine Networks
【総設計容量】約320Tbps(初期設計)
【総延長距離】約8,100km
【陸揚予定地】日本(千葉県、三重県、福岡県)、マレーシア、シンガポール、韓国 ※福岡県は西日本の国際通信ハブとして新設DC群との連携を予定
【運用開始予定】2029年度初頭