「エコマーク」を運営する日本環境協会(東京都千代田区)は、シンガポールの環境ラベル「グリーンラベル」を運営するシンガポール環境協議会(SEC)との間で、「複写機・プリンタなどの画像機器」の共通基準に関する覚書を締結し、画像機器の派生機における相互認証の運用を開始した。2025年8月21日発表した。
締結式は、8月20日、シンガポールで開催されたSEC設立30周年を記念するイベントで行われた。
「エコマーク」とシンガポールの「グリーンラベル」は2024年6月に画像機器の共通基準に関する合意書を締結、同品目での相互認証を開始し、既に20機種が相互認証を活用している。今回、相互認証の発展的取り組みとして、画像機器の派生機(エコマーク認定機種と基本的な仕様は同一ながら、海外市場向け専用型式のため日本国内では販売されず、エコマーク認定を取得していない機種)も相互認証の対象に含めることに合意した。
なお、エコマークにおいて、所定の審査・確認の上、要件に適合する機器が対象という。