進出・出資・撤退

ストライダーズ、戦略的パートナーと「Omusubi Capital VCC」を設立

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投資事業のストライダーズ(東京都中央区)の完全子会社のシンガポール現地法人Striders Global Investment Pte. Ltd.(SGI)は、戦略的パートナーのVinaCapitalおよびACP Asset Managementとともに、シンガポールに新たに「Omusubi Capital VCC」(OCV)を立ち上げた。2025年3月11日発表した。

発表によると、OCVは、日本とアジア、特に南アジアと東南アジアの架け橋となることを目指し、シンガポールでUmbrella Variable Capital Company(アンブレラ・バリアブル・キャピタル・カンパニー)として設立された。

OCVのファンド・マネージャーは、ベトナムの投資管理会社VinaCapitalの完全子会社のVinaCapital Pte Ltd(VCG)。ファンド運用の専門知識をSGIと共有し、ベトナム及びアジア地域における戦略的パートナーとして協力する。

◇Omusubi Capital VCC
【ファンド・マネージャー】VinaCapital Pte Ltd
【サブ・インベストメント・アドバイザー】Striders ACP Asset Management Pty Ltd(豪州)
※豪州とスリランカを拠点とし、約2億米ドルの運用資金を持つファンド・マネージャーのACPアセット・マネジメント(ACP)とSGIとの合弁会社
【役員構成】
早川良太郎(ストライダーズ社長)
ハツルシンハ・ネーラカ(SGI取締役)
Jason Ng(VinaCapital Pte Ltd、CEO)
Sharad Shridaran(ACP Asset Management、CEO)
Leesa Soulodre(R3i & Planet43、Founder)

<1号ファンド:Omusubi Venture Fund>
【ファンド規模】20百万ドル組成
【  投資対象先 】アジア(特に日本、南アジア、東南アジア)において根本的な社会課題解決のためにスマートシティ技術(気候・水関連)、農業、ヘルスケア領域に従事するスタートアップ企業

<将来的な第2号ファンドの投資予定先>
第2号は海外投資家から強い要望のあるインバウンド投資のディールとして、日本のレジデンスやホテルなどのホスピタリティ分野の不動産物件、日本の伝統的な産業における事業承継関連企業のM&A案件への投資を予定

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