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伊藤忠商事、シンガポールなどでの「ムーミン」ライセンスの展開を支援

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伊藤忠商事は2024年5月9日、持分法適用会社で世界的に有名な「ムーミン」ライセンスの中華圏における独占展開を進めるRights & Brands Asia Ltd.(本社:香港、RBA社)が東南アジア地域の独占権を追加で獲得したことを受けて、同ライセンスの東南アジア展開支援を開始すると発表した。

RBA社は、2021年9月に設立して以来、中華圏におけるムーミンのライセンス事業展開を進め、3Dアニメの放送・配信や、約100社に上るライセンシー企業を通じた商品展開、大手小売での活用等により、ムーミンのブランド力向上に努めてきた。今般、中華圏に加え、新たにタイ、シンガポール、マレーシアなど東南アジア10カ国の独占権を獲得し、さらにムーミンブランドの普及を進めていく。

伊藤忠商事は、これまでRBA社の中華圏におけるムーミンの動画配信や商品展開に加え、日本発のキャラクターIPの現地展開を支援してきた。RBA社が新たに獲得した東南アジア地域におけるムーミンのライセンス展開も支援していく。具体的には、グローバルネットワークを活かして、現地ライセンシー企業のサポートや、大手小売等との提携を推進する。

昨今、漫画・アニメはサブカルチャーからメインカルチャーに成長し、消費喚起の起爆剤となっている。

◇Rights & Brands Asia Ltd.
【所在地】香港
【 代表 】Bianca Lee
【 設立 】2021年9月1日
【株主構成】伊藤忠商事38.5%、PPW38.5%、R&B Licensing Holding23%
【事業内容】アジア圏におけるライセンス事業 ※日本を除く

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