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三井住友ファイナンス&リース・SMFLレンタル・独CHG、業務提携契約締結

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三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLの連結子会社のSMFLレンタル、および独CHG-MERIDIAN AG(本社・ドイツ、CHG)は2023年12月5日、IT機器・産業機械・医療機器を対象としたオペレーティング・リース事業をグローバルに展開するために業務提携契約を締結した。

CHGは1979年設立。発表によると、世界有数のオペレーティング・リース専業の独立系リース会社で、世界30カ国でIT機器・マテリアルハンドリング機器などの産業機械・医療機器向けのファイナンスに加え、物件の調達・データ消去・リファービッシュ、中古機器の販売に至るまで、顧客の設備投資のライフサイクルマネジメント(LCM)ソリューションを提供している。

今回の提携により、両社グループは、日本、シンガポールにおいて、IT機器・マテリアルハンドリング機器などの産業機械・医療機器を対象に、LCMのノウハウを生かして物件の再活用を見据えたオペレーティング・リース事業を展開する。SMFLグループが持つ財務基盤・信用力、および日本・アジア地域における事業基盤と、CHGが持つサーキュラーエコノミーに基づくLCMのノウハウおよびグローバルな事業基盤を相互に活用して連携する。

初めに、SMFLレンタルが日本で、CHGがシンガポールにおいて、IT機器のオペレーティング・リースを提供する。今後、対象機器と地域を段階的に拡大する予定で、SMFLとCHGは既に欧州・米州地域でオペレーティング・リースを提供する体制を整えているという。

SMFLの担当者はシンガポール新聞の取材に答え、「CHGは欧州、米州を基盤としてビジネスを展開していたが、2022年11月、シンガポールに拠点を開設し、単独で事業を開始していた。日本にはCHGの拠点はない。今般の業務提携により、シンガポールでSMFLの顧客基盤を活用しながら協業してサービスを提供していく」と補足した。

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