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住友商事、フィリピン産バナナ「甘熟王」のシンガポールSumifru社株式を売却

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住友商事は2019年6月18日、Sumifru Singapore Pte.Ltd(Sumifru社)の株式の全持分49%を合弁パートナーであるThornton Venture Limited(TVL社)に売却することで合意したと発表した。

Sumifru社は、ホームページによるとフィリピン産バナナ「甘熟王」などを生産し、日本国内に出荷していた。バナナの2016〜18年日本国内シェアはトップという。

「甘熟王」 提供・住友商事

住友商事は、「TVL社とは2003年以来Sumifru社の合弁パートナーとして共に経営努力を継続した結果、Sumifru社はアジア域内における業界最大手の一角を担うまで成長した」としたうえで、「Sumifru社の更なる成長戦略を協議した結果、当社の全持分をTVL社に売却することになった」と説明している。

2019年9月までを目途に売却完了を想定する。

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