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三井化学、「タフマー®」新プラント起工式を実施、2024年度中の完工を予定

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三井化学は、シンガポールの100%子会社Mitsui Elastomers Singapore Pte Ltd(MELS)の高機能エラストマー「タフマー®」新プラントの起工式を2023年7月28日に実施した。2024年度中の完工を予定する。

起工式 (三井化学の小守谷 敦・常務執行役員モビリティソリューション事業本部長=右から3人目、細見 泰弘・常務執行役員生産・技術本部長=一番右、MELSの新田 敏雄社長=一番左)

タフマー®は、樹脂の性質を飛躍的に向上させる樹脂改質材、軟質成形材料で、柔軟で軽量という特徴がある。太陽電池関連部材、包装資材、エンジニアリングプラスチック改質材、スポーツシューズ、自動車用部品など幅広い分野で使用されている。

今後もタフマー®の需要は堅調に推移し、クリーンエネルギー導入の活発化を背景に更に増加することが見込まれている。

◇新設計画の概要
【 製品 】高機能エラストマー タフマー®
【工場立地】シンガポール ジュロン島内
【生産能力】12万トン/年(既存設備生産能力:22万5千トン/年)

◇Mitsui Elastomers Singapore Pte Ltd
【本社所在地】3 Harbour Front Place #10-01 Harbour Front Tower 2 Singapore 099254,Singapore
【 設立 】2001年2月7日
【  資本金 】9,630万米ドル (三井化学100%出資)
【 社長 】新田 敏雄
【事業内容】タフマー®を中心としたエラストマー製品の製造・販売

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