商船三井のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるMOL PLUS(東京都港区)は、シンガポールで開催される海事アクセラレータプログラム『Smart Port Challenge 2023』に、昨年に続きベンチャーキャピタルパートナーとして参画することを決めた。3年連続となる。2023年6月13日発表した。
Smart Port Challengeは、シンガポール海事港湾庁(MPA)と、シンガポール国立大学(NUS)の企業グループであるNUS Enterpriseが運営しており、今年で7回目となる。
Smart Port Challengeでは、スタートアップ企業が海運・物流に関連する「スマートポート」「スマートシップ」「スマート物流とサプライチェーン」「クリーンテック(環境)と脱炭素化」「乗組員の安全・教育・福祉」の5分野で課題解決を提案する。
MOL PLUSは、Smart Port Challengeのエコシステムへの参画と支援を通じ、スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと商船三井グループがもつリソースとの相乗効果による新規事業創出を目指す。
ベンチャーキャピタルパートナー参画企業は、MOL PLUSの他、Motion Ventures、IMC Ventures、BSM INNOPORTなど全12社。
◇Smart Port Challenge 2023
【 主催者 】MPA Singapore、NUS Enterprise
【実施目的】海事産業におけるイノベーション創出/スタートアップ企業支援
【 テーマ 】①スマートポート ②スマートシップ ③スマート物流とサプライチェーン ④クリーンテック(環境)と脱炭素化 ⑤乗組員の安全・教育・福祉
【参加スタートアップ】シンガポールを中心とした世界中のスタートアップ