東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームShopeeの日本法人ショッピージャパン(東京都港区)はSGホールディングスグループの佐川急便(東京都江東区)と運送業務契約を締結した。日本越境セラーはより手軽に効率よく東南アジア・台湾の消費者に商品を届けることが可能となる。2022年12月15日発表した。
ShopeeはSea Limited(本社・シンガポール、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場)のグループ企業(子会社)で、ショッピージャパンは東南アジア・台湾向けの越境EC事業を展開している。
日本国内配送だけでなく、世界各国のネットワークを持つ佐川急便に運送を委託することで、日本国内から海外のラストワンマイルまで一貫した輸配送を実現する。
ショッピージャパンの担当者はシンガポール新聞の取材に対して「シンガポールへの越境販売の場合、23年1月には全ての越境セラーが佐川急便のサービスを活用する予定である。佐川急便との契約以前は、シンガポール向けはShopee Logistics Serviceというショッピージャパンの物流サービスもしくは、セラー自らが日本郵便、FedExなどの物流会社を手配していた」と補足説明した。