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三菱地所、MECGPAsia社がコアオープンエンドファンドを組成・運用開始

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三菱地所は、2017年にシンガポールにアジア・オセアニア地域において投資マネジメント事業を展開するPan Asia Realty Advisors(Singapore)Pte.Ltd.を立ち上げ、2021年にはMEC Global Partners Asia Pte.Ltd.と改称し、機関投資家への投資マネジメントサービスを提供してきたが、コアオープンエンドファンドを組成し、2022年10月運用を開始した。ファンド名称は非開示。11月28日発表した。

MEC Global Partners Asia社のコアオープンエンドファンドの投資対象は、豪州、シンガポール、日本などのアジア・オセアニア各国主要都市のオフィス、商業、住宅、物流等の安定稼働資産を中心とし、不動産賃貸からの安定的なインカムの獲得を主な目的として運用される。運用開始時の総資産は約7.8 億米ドル(約1,090億円)。現在、豪州とシンガポールでオフィス、商業施設を運用している。

日系企業の関係会社である不動産ファンド運用会社がアジア・オセアニア地域の不動産を投資対象とするオープンエンドファンドの運用を開始するのは初めて。「日本の機関投資家を含めた世界中の機関投資家に対して、より一層充実した商品・サービスを提供してゆくことで、投資マネジメント事業の成長を更に加速していく」としている。

◇MEC Global Partners Asia Pte.Ltd.
【所在地】80 Raffles Place, No. 18-01 UOB Plaza 1 Singapore 048624
【代表者】Ty Dincer

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