SBIホールディングスは、Web3.0領域における複数のビジネスモデル特許等を保有するジャングルX(東京都港区)と資本業務提携に関する基本合意を締結した。同提携に伴い、ジャングルXに追加出資するとともに、シンガポールに合弁事業会社を設立する。2022年11月14日発表した。
発表によると、ジャングルXは、ブロックチェーン技術を基盤とする▽スポーツのファンがチームや選手をサポートし、試合展開にまで影響を与え《自分ごと化》できるスポーツリーグに係るビジネスモデル特許 ▽複数のユーザーが実在の人物に紐づけて生成されたキャラクタデータを保有した上で行われる育成型対戦ゲームに係るビジネスモデル特許――を日本国内で取得している。
SBIホールディングスとジャングルXは年内に折半出資でシンガポールに合弁事業会社を設立し、当初は主に日本を含む東アジア地域で事業展開する。
ジャングルXの保有する様々なビジネスモデル特許のポテンシャルを最大限発揮すべく、将来のDAO(分散型自律組織)化を想定した独自の暗号資産の発行を前提とし、完全オリジナルのコンテンツ及びそれを提供するプラットフォームの開発・運営を行っていく予定という。
SBIホールディングスは「合弁事業会社の設立及びそれを通じた事業展開は、SBIグループにとってWeb3.0時代のデジタルスペース領域におけるネオカルチャー・ネオスポーツなど新しい文化の創造に向けた最初の挑戦となる。リアル/デジタル両方の領域で全く新しいコンテンツ体験を通じた付加価値を創出できるよう鋭意取り組んでいく」としている。
◇ジャングルX
【 代表者 】直江 文忠
【 設立 】2016年7月5日
【 所在地 】東京都港区六本木1-4-5-16F アークヒルズサウスタワー WeWork Ark Hills South
【事業内容】web3.0事業