高崎市は2022年10月17日、シンガポールのホテルで、シンガポール製造業連盟(SMF)はじめ各種関連団体の関係者を招き、高崎市内の「ものづくり企業」との交流と、高崎市の魅力の紹介を目的とするレセプションランチを開催した。
高崎市は2016年にシンガポールで独自に商談会を実施。高崎青年経営者協議会とSMFが覚書を締結したことをきっかけに、シンガポール・日本・フランスの合作映画「Ramen Teh」の撮影が高崎市で行われるなど、シンガポールとの交流を深めてきた。
コロナ禍の影響で2年間交流が停滞していたが、シンガポールへの入国規制も緩和され、10月18日(火)~20日(木)にシンガポールEXPOで開催される「Industrial Transformation ASIAPACIFIC(ITAP)2022」に高崎市ブースを設置し、市内の「ものづくり企業」が出展することから、ITAP前日にレセプションランチを開いた。
挨拶に立った高崎青年経営者協議会の長井宏幸理事長(長井精機・代表取締役)は、これまでのシンガポールとの交流を振り返ったうえで、「ITAP2022では高崎市の製造業を伝えたい」と抱負を語った。
会場では、高崎の伝統技能士による「だるま」への揮毫が披露され、特産の農産物や果物を使った料理、和菓子などが振舞われた。