スイス・ローザンヌのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)は2019年5月28日、世界競争力ランキングを発表した。総合トップは昨年3位から浮上したシンガポールで、高度な技術基盤、熟練労働力の利用可能性、入国管理法および新規事業を立ち上げ時の効率性などが寄与した。2位は昨年と同じく香港、3位は米国。アジア太平洋地域では、シンガポールと香港が世界のトップチャートをリードし、14カ国中11カ国が成長を続けているという。
トップ10は以下の通り。(カッコ内は昨年順位)
① シンガポール (3)
② 香港 (2)
③ 米国 (1)
④ スイス (5)
⑤ UAE (7)
⑥ オランダ (4)
⑦ アイルランド (12)
⑧ デンマーク (6)
⑨ スウェーデン (9)
⑩ カタール (14)
また、カテゴリー別では、シンガポールは▽経済パフォーマンス:5位(7) ▽政府の効率性:3位(3) ▽ビジネス効率性:5位(11)――などとなっている。