進出・出資・撤退

河村電器産業、シンガポールの配電盤メーカー株式70%取得・連結子会社化へ

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受配電設備メーカーの河村電器産業(愛知県瀬戸市)は2022年7月12日、シンガポールの配電盤メーカーSyntech Switchgear & Engineering Pte.Ltd.(代表:Mr. Ang Sek Eng)の全発行済株式の70%(170万3,147株)を取得することで合意した。Syntech Switchgear & Engineering社を2023年3月末までに連結子会社化する予定。8月24日発表した。

調印式。Syntech Switchgear & Engineering社のAng Sek Eng代表(左)と河村電器産業の河村幸俊代表取締役会長(右)

Syntech Switchgear & Engineering社は2007年設立。発表によると、HDB(シンガポール住宅開発庁)を顧客に持ち、公共住宅のマーケットシェアは50%を誇る。近年では住宅の電力使用量の計測機能付き配電盤など新商品の共同開発も行っている。また、空港、大学、病院、商業ビル建設などのプロジェクトに参画し、受配電設備や配電盤の供給も行ってきた。そして2017年にはマレーシア工場を設立し、製造コストを大幅に削減、生産能力向上も実現しているという。

河村電器産業は、東南アジアでの事業拡大を重要な成長戦略と考え、2011年にタイに販売会社Kawamura Electric Salesを設立し、2016年にはタイの日系配電盤メーカーThai Aichi Denkiを子会社化。2018年にはベトナムに配電盤の製造・販売会社Kawamura Electric Vietnamを設立し、東南アジアでの事業基盤を構築してきた。Syntech Switchgear & Engineering社を連結子会社化することで東南アジアでの事業拡大を更に加速できると判断した。株式取得後は、モノづくりや開発分野で両社のノウハウを融合し、東南アジア地域の顧客により付加価値を高い製品・サービスを提供していくとしている。

◇Syntech Switchgear & Engineering Pte.Ltd.
【本社所在地】2 Woodlands Sector 1 #01-19, Woodlands Spectrum, Singapore 737068
【 設立日 】2007年4月9日
【 代表者 】Mr. Ang Sek Eng
【発行株式額】243万3,066シンガポールドル(約2億3,600万円)
【  事業内容 】産業用配電盤、住宅用配電盤の製造・販売・メンテナンス
【  従業員数 】118人(2021年7月時点)
【 売上高 】3,555万6,082シンガポールドル(2021年度)

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