独DHL Expressは、シンガポール・チャンギ国際空港にDHL Express初のボーイング777型貨物機を導入した。DHL Expressとシンガポール航空両社の塗装が施された同貨物機の最大積載量は102トン。シンガポール航空は、同貨物機を2022年8月よりシンガポールから韓国経由で米国へ週3便運航する予定。シンガポール航空、DHL Express、ボーイング3社が2022年8月17日共同発表した。
DHL Expressとシンガポール航空は2022年3月にボーイング777型貨物機5機を配備するための乗務員整備契約(CM)を締結しており、同貨物機はシンガポール航空のパイロットが運航し、整備もシンガポール航空が担当する。
ボーイング777 型貨物機の2機目は2022年11月に引き渡される予定で、受領後はシンガポール―仁川―ロサンゼルス―ホノルル―シンガポール間を週6便運航する予定。
残り3機は、2023年中に納入される予定で、5機が引き渡された後は、米国とシンガポール間(北アジアや豪州経由)の路線を運航するという。