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近江牛製造・販売の大吉商店、シンガポール向け輸出好調、前年比約140%増

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近江牛製造・販売の大吉商店(滋賀県高島市)は2022年7月8日、円安の効果でアジア向け輸出が急増し、2022年6月の輸出額は前年同月比175%増と過去最高額を記録したと発表した。

地域別の伸び率(金額ベース)は、台湾175%、シンガポール140%、マレーシア385%、フィリピン220%、タイ110%、豪州167%――となっている。

シンガポールへの輸出数量、輸出額は、2020年8月~2021年7月は約3,000kgで約2,400万円、2021年8月~2022年6月が約4,000kgで約3,300万円と前年比約140%増となった。

同社は、「海外で和牛を好むのは、いわゆる富裕層であるため、値下げ圧力などは一切なく、サーロイン、リブロース、ひれといった価格の高い部位から売れていくのが特長」としている。

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