医療・健康 進出・出資・撤退

ストライダーズ、東南アでデジタルヘルスサービス提供のスタートアップに出資

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投資事業のストライダーズ(東京都港区)は、シンガポール子会社Striders Global Investment Pte.Ltd.を通じて、 東南アジアで慢性疾患患者向けにデジタルヘルスサービスを提供するシンガポールのスタートアップNaluri Pte.Ltd.に出資した。2022年6月21日発表した。

Naluri社は2017年設立。発表によると、糖尿病やメンタルヘルスなどの慢性疾患を持つ人に対して、スマートフォンなどのアプリ経由でオンライン上で医療専門家と相談できるプラットフォームを提供するとともに、AIや最新テクノロジーを活用しながら、個々人に合わせた医療プログラムを提案している。人間によるコーチングとAIによる行動サポートテクノロジーを組み合わせている点がサービスの特徴という。

顧客は従業員向けサービスとして導入する法人が中心で、現在、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアなどの75社以上にサービスを提供していて、近々、フィリピン、香港、豪州にも進出予定という。

Naluri社は、連続起業家Azran Osman-Rani氏と医療システムの専門家Dr.Jeremy Ting氏により設立された。今般、プレシリーズBの資金調達が実施され、ストライダーズはリード投資家であるシンガポールのVimut Investment Pte Ltd(タイのPruksa Group傘下)とともに出資した。

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