シンガポールサッカー協会(FAS)と日本サッカー協会(JFA)は2022年4月1日、両国のサッカーのさらなる発展に向けた協力を継続することとし、覚書(MOU)を更新した。
調印式は、FIFAワールドカップ・カタール2022の組み合わせ抽選会に先立ち、カタール・ドーハのフォーシーズンズホテルで行われ、FASのリム・キアトン会長とJFAの田嶋幸三会長が署名した。
両国サッカー協会は2011年4月に初めてMOUを締結。2015年2月に6年間更新し、今回、さらに3年間更新した。
今回のMOUには、組織的なサッカー育成システムを通じたあらゆるレベルのシンガポールサッカーの水準向上に取り組むことが盛り込まれている。
具体的には、スクールプログラム、コーチ教育、交換・派遣プログラム、ユース・シニアレベルの親善試合や国際試合で協力し、サッカー科学・医学、審判教育、サッカー行政、商業・ビジネス機会などでも相互利益を促進する。