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ベネッセHD、語学事業Berlitzをカナダ企業に譲渡、シンガポールFC教室は継続

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ベネッセホールディングスは2022年2月14日付取締役会で、米国の連結子会社で語学教育事業を世界各国で展開するBerlitz(ベルリッツ)Corporationに関して、Berlitzに対する債権を放棄したうえで、保有する全株式を、留学事業等の語学教育事業を行うILSC Education Groupを傘下に持つカナダのILSC Holdings LPが保有する特別目的会社に譲渡することを決議した。

Berlitzは1878年創業。1993年にベネッセホールディングスの連結子会社となり、その後2001年に完全子会社となった。ベネッセホールディングスは、株式譲渡後も、グループの留学支援事業など各事業と、Berlitzグループとの協力関係を維持するとしている。

Berlitzは、シンガポール国内にFCの語学教室が1教室ある。ベネッセホールディングスの広報担当者はシンガポール新聞の取材に対して「今回、BerlitzはILSCへ譲渡となったが、既存事業は継続される」と説明した。

ILSC社はカナダ、豪州、インドで語学スクールを展開するなどの事業を行っている。

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