医療・健康 進出・出資・撤退

Asia Africa Investment and Consulting社、ヘルステック企業に追加出資

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シンガポール拠点とする投資会社Asia Africa Investment and Consulting Pte. Ltd.(椿進代表)は2022年2月7日、運営する日系初のアフリカに特化したアフリカ・ヘルスケア・ファンドの投資先であり、ナイジェリアなど新興市場に焦点を当てるデジタル・ヘルスケア・プロバイダーのReliance Health社が米国のプライベートエクイティファンドGeneral Atlantic社が主導する4,000万米ドルのシリーズB資金調達を完了したと発表した。

Reliance Health社は2015年にナイジェリアで設立され、ナイジェリアのラゴスと米国テキサス州オースティンに本社を置いている。当初は遠隔診断に特化したプラットフォーム「Kangpe」を提供していたが、その後、複雑なアフリカの医療問題、患者のニーズに応えるため、遠隔診断だけでなく、AI診断、処方箋の提供、患者の診断結果に応じた医療施設の紹介を一気通貫で行う、テクノロジーをベースにした「single-fee healthcare provider」へと事業モデルを進化させたという。現在は、Biersdorf Nivea社、Jumia社、PWC社、Merrybet社、Regus社など大手企業を含む顧客がReliance Health社のサービスを利用しているという。

Asia Africa Investment and Consulting社は2013年設立、2017年にアフリカ・ヘルスケア・ファンドを立ち上げた。Reliance Health社には2020年1月のシリーズAラウンドから出資参画していて、今回のシリーズBラウンドでも、General Atlantic社、エムスリー(M3, Inc.、東京都港区)、VCファームのPartech社(米サンフランシスコ、仏パリ)、Picus Capital社、Tencent Exploration社、P1 Ventures社、Laerdal Million Lives Fundと共に追加出資する。

発表によると、今回のReliance Health社によるシリーズBの資金調達はアフリカのヘルステック企業としては過去最大規模で、Reliance Health社の累計調達額は4,800万米ドルとなった。資金は、アフリカを中心とした新興市場への事業拡大、製品ラインの拡充、プラットフォームの拡張、業界トップタレントの採用に充てる。

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