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シンガポール証券取引所、6月3日から10分間の終値取引セッションを開始

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シンガポール証券取引所(SGX)は2019年6月3日(月)から「Close at Trade」(終値取引、TAC)セッションを開始する。14日発表した。

TACセッションは、定時の取引時間終了後に10分間(通常取引日:午後5時6分~5時16分/半日取引日:午後12時6分~12時16分)設定される。参加者は同日の終値で売買できる。

SGXのマーケットサービス責任者であるNico Torchetti氏は、「TACにより確定した終値で取引することができるようになる。価格の確実性を求めている投資家やブローカー、あるいは取引終了時に完全に取引されなかった注文を履行しようとする投資家やブローカーは、新しいTACセッションから恩恵を受ける」とコメントした。

SGXは、市場終了後に企業発表を計画する企業に対しては、「市場の終了時間の変更に注意してほしい」と呼び掛けている。

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