シンガポール保健省(MOH)は2020年4月8日、新たに新型コロナウイルス(COVID-19)感染者142人を確認したと発表した。国内で感染した日本人37歳女性が含まれている。女性は国立感染症センター(NCID)に入院した。
また、4月8日に自宅で死亡したインド人32歳男性の死因の特定が進められている。男性は7日にNCIDで検査を受け、検査結果が出るまで自宅待機となっていた。胸部X線写真では肺炎は確認されなかったが、死後COVID-19感染が確認された。
シンガポール国内で確認された感染者数の合計は1,623人となった。
既に406人が完全に回復し病院から退院した。入院中の669人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち29人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である542人は民間病院で治療を受けている。