アウンコンサルティングは2019年9月25日、今年10月の訪日客の検索トレンドを予測するため、シンガポールなど世界12カ国を対象に2018年10月の日本国内200以上の観光地の検索数を調査・作成したランキングを発表した。
発表によると、シンガポール人の検索数はトップは「箱根」で、2位「嵐山」、3位「軽井沢」と続いた。10位に「下呂温泉」、13位に「湯布院温泉」と地方の温泉が複数ランクインした。
アウンコンサルティングは、「シンガポールは比較的リピーターが多く(2018年のリピーター率は70.3%)、亜熱帯気候で温泉に入る文化がないため、『異文化体験』として温泉地の需要が高いことが推測できる」とコメントした。
シンガポールからの訪日客数は12月にピークを迎えることから、アウンコンサルティングは「旅前のアプローチであれば10月に集中的にプロモーションするのが良い」としている。