ジャフコグループ(東京都港区)は2021年12月28日、シンガポールの100%子会社JAFCO Investment(Asia Pacific)Ltdがファンドマネージャーとして管理する新ファンド「JAFCO Asia S-8 Fund Limited Partnership」および「JAFCO Asia S-8(A)Fund Limited Partnership」が2021年12月27日付で最終クロージングしたと発表した。
2つの新ファンドは一体運用される予定で、両ファンドを合わせたファンド総額は1億3千万米ドル(約149億円)。アジアでのVC投資に特化するファンドとして組成し、金融や日本の主要業界セクターにおける有力企業が参画したという。
今後、中国、インド、東南アジアでのスタートアップ投資を進める。同社広報担当者は「エンタープライズ・ソフトウェア(AI、SaaS)、フィンテック、Eコマース、Eヘルスケア、カーボンニュートラルなどの分野に着目していく予定だ」と補足した。