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沖縄JCC社、「天ぷら あら木」の天丼食材シンガポール向け輸出で連携

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沖縄県糸満市を拠点にホテル・飲食店経営、貿易事業などを展開するJCCは2019年4月26日、札幌市内のミシュラン2つ星店「天ぷら あら木」の事業戦略を手掛けるミヤビインターナショナル(東京都港区)と食材輸出で連携協定を締結した。

「天ぷら あら木」は現在、香港、シンガポールへの進出に向け準備を進めており、7月予定の香港第1号店を皮切りに、東南アジア圏に2019年中に3店舗、2020年中に4〜5店舗オープンを目指している。各都市へのアクセスが良い沖縄県を拠点とし、シンガポールなどの現地企業とも取引実績を持つJCCのネットワークを活用して、お米、油、たれ、エビ、野菜などの天丼食材を輸出していく。

ミヤビインターナショナルの森川琢社長は、「日本列島の中で最もアジア圏に近く、多岐に渡り即時に対応できるパートナーを選定した。シンガポールは世界との接点が多い都市。シンガポール市場だけでなく、海外からの入域観光客への波及効果も期待している」とコメントした。

JCC国際事業部の増田典彦・統括は、「沖縄を代表するゴーヤーなど、県産野菜の輸出拡大にもつなげていきたい」と期待感を示した。

ミヤビインターナショナルの森川社長(左)とJCCの渕辺社長 ※写真提供・JCC

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