シンガポール航空(SIA)は2019年5月6日、モルディブ政府観光局(MMPRC)とモルディブ観光振興と訪問者増加を目的に覚書(MOU)を締結したと発表した。
契約期間は2019年5月5日から1年間で、豪州、中国、日本、シンガポール、韓国、米国を対象に共同マーケティングキャンペーンなどを展開する。それぞれ22万米ドル(約2,450万円)を投資する。
2018年1〜12月のモルディブへの観光客到着数は前年同期比6.8%増の148万人で、2017年以降は上記6カ国からの観光客到着数が全体の30%以上を占めているという。
シンガポール航空は現在、グループのSilk Airと合わせシンガポール=マレ(モルディブ)線を週16便運航している。キャンベル・ウィルソン上級副社長(セールス&マーケティング担当)は、「SIAグループのネットワークは35を超える国・地域の約140の都市と繋がっており、モルディブの観光分野の発展を支援するのにも適している」とコメントした。