日本政府は、新型コロナ感染症に対する支援の一環として、日本からの拠出金によりアジア欧州財団(ASEF)が備蓄する物資のうち、防護ガウン等5種類約7万6,000点をベトナムに提供することを承認した。外務省(日本)が2021年9月16日発表した。
内訳は、消毒液2,560本、防護ガウン6,920着、防護スーツ19,800着、外科用マスク20,800枚、検査手袋26,800点。
これらの支援物資は、今後、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)との調整のもと、備蓄場所のシンガポールからベトナムに輸送される。
アジア欧州財団は1997年にASEM(アジア欧州会合)の常設機関として、シンガポールに設立された。