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マグネシウムダイカスト製品STG、JB法人子会社化などで業績予想を下方修正

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マグネシウムダイカスト製品製造・販売のSTG(大阪府八尾市)は2021年9月13日、現在連結決算作業中のジョホール州のマレーシア子会社STX PRECISION (JB) SDN.BHD.の株式取得に伴う処理の進捗状況などを踏まえ、2020年8月11日公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の業績予想を下方修正すると発表した。

売上高は、コロナ禍で上半期は需要が落ち込んだものの、下半期は海外拠点をはじめとして業績が大きく回復すると見込んでいたが、地域・販売先業種により回復にはばらつきがあり、コロナ禍の影響が長期化していることから計画を下回る見込みという。

営業利益及び経常利益は、2021年3月31日付でSTX PRECISION (JB) SDN.BHD.の株式を取得するに際し、M&Aに関する手数料等が発生したため減額修正した。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は、M&A関連手数料や静岡工場の減損損失などを計上しているが、STX PRECISION (JB) SDN.BHD.を連結子会社化に伴い、STX PRECISION (JB) SDN.BHD.株式取得に関する会計処理として、負ののれん発生益を特別利益に計上するとした。負ののれんの金額は概算であり、変更する可能性があるという。

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