マグネシウムダイカスト製品製造・販売のSTG(大阪府八尾市)は2021年8月31日、マレーシア・ジョホールバルの子会社STX PRECISION(JB)SDN.BHD.が従業員18人の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受けて同日から一時操業停止になったと発表した。
発表によると、STX PRECISION(JB)社は8月30日までに従業員18人の新型コロナウイルス感染症陽性を確認し、マレーシア保健省に報告を行ったところ、当局より7日間の操業停止措置を指示された。
工場での新たな感染拡大を防止するため、8月31日より稼働を停止し、9月6日まで7日間操業停止する。
既に全従業員に対するPCR検査及び工場の消毒処理を実施したという。
STGは、「今後一部製品の生産や納品に影響を及ぼす可能性があるが、顧客への影響を最小限にすべく取り組む」とした。
2022年3月期のグループ連結業績に与える影響は、現時点(8月31日)では軽微と説明している。