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シンガポール保健省、COVID-19変異種感染者初めて確認、英国から帰国の学生

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シンガポール保健省は2020年12月23日、英国などで広がるCOVID-19ウイルスのより感染力の強い変異種の感染者1人を確認したと発表した。シンガポール国内初となる。

変異種の欧州での広がりの報告を受けて、シンガポール国立公衆衛生研究所が実施した検査によると、2020年11月17日から12月17日までの間に欧州からシンガポールに到着したの輸入症例のうち、12月にCOVID-19感染者は合計31症例で、このうち1症例が変異種に感染していた。また、11症例についても感染の疑いがあり、保留している。

変異種感染が確認されたのは2020年8月から英国に留学していた17歳のシンガポール人女性で、12月6日にシンガポールに帰国し、到着時にSHN専用施設でSHNを行った。女性は翌7日に発熱し、8日にCOVID-19感染が確認された。SHN期間終了時にはCOVID-19感染症の検査結果は陰性に戻った。

シンガポール保健省は「現在のところ、変異種が国内地域社会で流通している証拠はない」としている。

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