総合ディスカウトストア「DON DON : DONKI(ドンドンドンキ)」は、シンガポール各店舗の店内取扱商品の宅配サービスを開始した。ShopeeとGrabと提携した。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が発表した。
Shopeeは2020年12月1日(火)10:00から、Grabは2020年12月16日(水)11:00からサービス開始した。当初、Shopeeで270~300点、Grabで220~250点を取り扱い、今後、随時、商品数を拡充していく予定という。
香港、米国、タイ全店舗でもデリバリーサービス各社との連携により、順次導入する。
提携サービス会社概要は下記の通り。
◇シンガポール
Shopee(ショッピー)
2015年に立ち上げられた消費者・販売者・企業の3者を結びつける東南アジア・台湾を代表するECプラットフォーム。特に、電子取引決済サービスの支援に力を入れている。
Grab(グラブ)
東南アジアを代表する日常生活をサポートするアプリケーション。2億500万以上ダウンロードされている。ユーザーは900万人以上の配達ドライバー・加盟店・代理店にアクセスできる。東南アジア8カ国の394都市で、配車サービスに加え、食品のデリバリー・宅配便・デジタル決済・金融サービスなどを提供している。
◇香港
Deliveroo(デリバルー)
2013年に英国で設立され、欧州各国・シンガポール・香港等12カ国・地域、500以上の都市で食品を中心にデリバリーサービスを展開している。8万店以上のレストランがパートナーとして同社の宅配サービスに登録している。
◇米国
Instacart(インスタカート)
北米を代表するオンライン食料品プラットフォームで、食料品や生活必需品の当日配達・集荷サービスを提供している。地元の小売業者と提携し、北米の5,500以上の都市の約40,000店舗から配達している。宅配サービスは、米国全世帯の85%、カナダ全世帯の70%で利用可能。また、ウェブサイト・アプリケーション・配送業務のサポートにおいて、最先端のテクノロジーを提供している。