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シンガポール港でCOVID-19感染防止策を講じて船員交代進めた商船三井を表彰

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商船三井は、2020年11月3日開かれたシンガポール海事港湾庁(MPA)主催のオンラインイベントSingapore Registry of Ships Forum 2020で、新型コロナウイルスの感染防止策を十分に講じた上で船員交代を進めたことを表彰する「Crew Change Champion Award」を受賞した。

新型コロナウイルスの影響により、各国で入国規制や移動の制限が行われ、船員交代に影響が出ている状況下、同社及び船員配乗グループ会社Magsaysay MOL Marine Inc.はMPAと協調の上、シンガポール入国前に船員の母国で感染防止策を実施して、安全性を十分に考慮しながらシンガポールでの船員交代を進めたことが評価されたという。

同社は「今後も主要な寄港地であるシンガポールにおいて、引き続きMPAと協調しながら船員交代が継続的且つ安定的に実施できるよう努める」としている。

なお、Singapore Registry of Ship(SRS)は1966年に設立されたシンガポール籍の船舶登録機関で、現在はMPAの一部門となっている。毎年1回開催されるSRS Forumでは、SRSの活動に貢献した関係者を表彰している。

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