ピーター・タン駐日シンガポール大使は2020年10月6日、國場幸之助外務大臣政務官を表敬した。外務省(日本)が10月7日発表した。
会談は午後2時から約30分間行われた。発表によると、冒頭、國場政務官は、シンガポールは新型コロナウイルスの感染拡大後に茂木敏充外務大臣がアジアで初めて訪問し、日本が初めてビジネストラックを開始した国であるとしたうえで、両国は密接なビジネス関係、人的関係があり、更なる関係強化に向けて協力を進めていきたいと述べた。
タン大使は、8月の茂木外相のシンガポール訪問の際にリー首相やバラクリシュナン外相と幅広い分野で議論を行うことができ、また、ビジネストラックの開始により両国企業の往来が加速化されることを嬉しく思うと発言した。
両者は、新型コロナウイルス対応、インフラ開発・人材育成、サプライチェーンの強靱化、デジタル技術の活用、地域情勢等について意見を交わしたという。