郵船ロジスティクスは2020年8月26日、スタートアップ企業を対象にコンテスト形式でソリューションを公募するプログラム「Ocean of Opportunities Challenge 2020 (O3 Challenge)」で提示した課題に対する最優秀提案企業としてVirtual Control Limitedを選んだ。9月28日発表した。
O3 Challengeは、日本郵船のシンガポールのグループ会社Symphony Creative Solutions Pte.Ltd.がシンガポール国立大学(NUS)のスタートアップインキュベーション事業部門NUS Enterpriseと共同運営するオープンイノベーションプログラムで、今回はオンラインで行われた。郵船ロジスティクスはパートナー企業として参加し、「CFS(コンテナ・フレート・ステーション)とオフィス間の効率的なデータ共有」を業務課題として提示し、世界9カ国17社から解決策の提案を集めた。
Virtual Control Limitedは1,500以上のスタートアップ企業とテクノロジー企業が集まる香港政府のデジタルコミュニティ「Cyberport」に参加している。
両社は今後、実際のCFSオペレーションを利用し、提案内容の検証を行っていく予定という。