日本航空(JAL)は2020年8月19日、10・11月発券分の日本発シンガポール線を含む国際線について「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を適用しないと発表した。6・7・8・9月発券分も適用しておらず、6カ月連続となる。
JALでは燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。2020年6〜7月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は1バレルあたり42.43米ドルで、同期間の為替平均1米ドル107.18円を掛けたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6,000円を下回る4,548円だった。これにより、2020年10月1日〜11月30日発券する日本発旅程の航空券に燃油特別付加運賃を適用しない。