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シンガポール航空、COVID-19で衛生基準強化、続く新たな取り組み

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シンガポール航空(SIA)が新型コロナウイルス(Covid-19)の流行以来、衛生基準の強化を続けている。

乗務員はフライト中はマスクを身に付け、客室でのお客様対応時にはゴーグルを着用したり、食事のサービスをする際には手袋を着用する。

提供・シンガポール航空


シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)を含む全施設、機内の清掃手順を強化し、殺菌力ある消毒剤で共有空間を清掃している。

2020年6月8日からは、シンガポール航空グループ便搭乗者にマスク、抗菌性ウェットティッシュ、手指消毒剤の入ったケアキットの提供を開始した。

また、フライト前に紫外線 (UVC)による化粧室殺菌清掃の試験的導入を検討中という。

現在、東南アジア内および中国行きのフライトでは、シンガポール当局の規制により機内食のサービスを中止し、スナックバッグを提供している。

長距離路線では、ファーストクラスとビジネスクラス乗客への機内食のテーブルサービスを変更し、一つのトレイで提供している。2020年6月中旬からは、COVID-19により提供が中断していたサテーやガーリックブレッドなど看板メニューを再導入することにしている。

今後、いかにすれば再びテーブルサービスで機内食を提供できるか関係当局と検討する予定という。

数カ月以内に、ラウンジでの食事のデジタルオーダーサービス、機内食のデジタルメニューの導入することも決まっている。

また、機内での新聞や雑誌、座席ポケット内の冊子の配布を中止している。代わりにシンガポール航空のeライブラリー(e-Library)で見ることができる。

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