ダイダンはシンガポール支店事務所閉鎖期間を2020年6月30日(火)まで延長する。新型コロナウイルス感染拡大防止措置(サーキットブレーカー措置)は6月2日に解除されたが、シンガポール政府からの要請と人材省(MOM)への個別の問い合わせ及び回答に基づき総合的に判断し、事務所閉鎖を継続することにした。
閉鎖期間中は在宅勤務(テレワーク)とする。
なお、同社はチャンギ空港第2ターミナル受変電設備大規模改修工事を受注している。建築・建設庁(Building and Construction Authority、BCA)は、工事を中断することによって安全性が損なわれる場合や公共性ある工事など、重要かつ工事の継続が必要と認めらる工事はEssential Projectとして認定している。経営企画室担当者によると「同プロジェクトはロックダウン当初よりEssential Projectに認められており、現場では必要最小限の人数で作業が継続されている」という。また、「チャンギ空港T2ではいくつものプロジェクトが行われているが、現在のところCAG(Changi Airport Group)から当社施工分について工期変更の指示はない」という。
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