シンガポール保健省(MOH)は2020年5月31日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者518人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例0件、国内コミュニティ感染症例2件(市民/永住者2件)、外国人労働者寮居住者516件。
MOHは、新たに確認された症例の99%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
MOHは、5月8日と5月30日にすべての特別養護老人ホームスタッフと居住者を対象とする1回の検査を完了した。検査された約13,200人の居住者のうち感染者は4人だった。約9,000人の老人ホームスタッフのうち、陽性は1人だったと報告した。
既に21,699人が完全に回復し病院から退院した。入院中の321人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち8人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1万2,841人は地域の隔離施設にいる。