シンガポール保健省(MOH)は2020年5月23日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者642人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例0件、国内コミュニティ感染症例11件(シンガポール人/永住者6件、ワークパス3件、ワークパーミット2件)、外国人労働者寮居住者631件。
国内コミュニティの確認数がやや増加傾向にある。MOHは、ナーシングホーム居住者とプレスクール職員のスクリーニングを強化しているためとしている。
MOHは、新たに確認された症例の99%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
既に13,882人が完全に回復し病院から退院した。入院中の711人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち8人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1万6,452人は地域の隔離施設にいる。