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シンガポール保健省、486人のうち97%の感染経路を特定、死者数21人に

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シンガポール保健省(MOH)は2020年5月11日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者486人の概要を発表した。

内訳は、輸入症例0件、国内コミュニティ感染症例3件(シンガポール人/永住者2件、ワークパス1件)、就労許可証保持者(寮外に居住)2件、同(寮に居住)481件。

MOHは、新たに確認された症例の97%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。

感染者数の合計は2万3,822人となるが、保健省はこのうち35人はCOVID-19の陽性ではなかったとして、除外した。合計は2万3,787人となった。

既に3,225人が完全に回復し病院から退院した。入院中の1,093人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち24人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1万9,448人は地域の施設で療養している。

シンガポール人68歳男性が5月11日夜、COVID-19感染による合併症で死亡した。男性は4月5日にCOVID-19感染が確認され、シンガポール国立大学病院(NUH)に入院していた。高血圧と高脂血症の持病があったという。国内の死者数は21人になった。

※関連記事「シンガポール保健省、COVID-19新たに486人確認、テスト件数が少なく減少

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