森記念財団都市戦略研究所(東京・虎ノ門)は2020年12月8日、「世界の都市総合力ランキング2020」(GPCI2020)を発表した。シンガポールは5位だった。
GPCIは、世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野を評価し、毎年順位付けしている。
GPCI2020総合ランキングトップ10は下記の通り。(カッコ内は昨年順位)
①ロンドン (1)
②ニューヨーク (2)
③東京 (3)
④パリ (4)
⑤シンガポール (5)
⑥アムステルダム(6)
⑦ベルリン (8)
⑧ソウル (7)
⑨香港 (9)
⑩上海 (30)
トップ6都市については昨年と順位の変動はなかったが、ロンドン、ニューヨークがスコアで3位以下を引き離す結果となった。
経済分野では、昨年同様、ニューヨーク、ロンドン、北京、東京がトップ4だった。シンガポールは「経済自由度」が1位、「ワークプレイス充実度」が3位と順位を上げ、昨年に続きアジア都市の中で強い存在感を示している。